正山小種の製茶場を後にしたところでまだお昼前という・・・
どうしてこちらの方はこんなに朝が早いのでしょうか?(^^;
取りあえずお昼ご飯を食べることに。
といってもゲート内には食堂すらありません。
(そもそも外国人とバレるとまずいので車から降りられないし)
ゲートを出て暫く車で行くと1件の食堂が。
どうやら山奥すぎてこの1件しかお店はないようです。(笑
お店の横はこんな渓流。絶景。
どうやら龙凤谷景区(龍鳳谷景区)の中でも桐木溪という地域のようです。
お約束のメニューの無い中国地方食堂形式で並んでいる食材から選ぶのですが
何だか狸のようなイタチのような毛皮が立派についた肉などもありました・・・ジビエだ。(笑
実はその何だか分からないけれど、どうみてもジビエ的な肉にとても興味があったのですが
同行していた中国の方が断固拒否。食べられませんでした・・・(^^;
中国人というと何でも食べていそうなイメージを持つ人は多いと思いますが
そういったタイプの人は大体広東か香港とかに多くて
殆どの中国人は食べ物に対してかなり保守的です。
馴染みのある食べ物、食材しか基本的に食べません。
私の中では日本人の方が何でも食べるというイメージです。
と、まぁそんな感じで肉は豚肉に決定。
まずは鶏のスープ。壷に入って熱々の状態で出てきました。
これが滋味深くて美味しい。
化学調味料は使っていないようで、しっかり煮込まれた味わい深いスープでした。
濃厚でありながら味付けがシンプルな塩味のみで、いい塩梅でした。
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全てこのあたりで採れた食材なんだそうです。
魚は目の前の渓流で採れたものだそうで、細かい骨が大変でしたが
淡白で癖がなく、臭みも無い上品な味わいの美味しい魚でした。
武夷山、意外と川魚が美味しいですね。(それとも良い場所ばかり連れていってもらってる?)
大好物の筍も美味。
四川省の筍も美味しいですが、福建の筍もなかなか。
場所によって筍も味わいが少し違います。
もはや武夷山お約束となった皮付き干し豚肉や野菜など
どれも地味だけど素材の美味しさが伝わってくるような美味しい食事でした。
中国に実際に行くと野菜がとても美味しいのですが
日本に輸入される「中国野菜」は何であんなに美味しくないのでしょうか・・・
見た目は綺麗なんですけどね。