一线天をひと通り見た後は武夷山の茶農さんとお会いして、そちらに向かうことに。
(こんなに山登ってばかりいるというのに、まだ午前中という;)
お宅(というか自宅兼製茶場)にお邪魔する前に食事をしたいということで
お勧めの食堂へ連れて行っていただきました。
お伺いする前に行きたい場所があることもあり、到着したのは星村鎮の食堂。
市街地というか賑わっている場所からはちょっと離れた場所で
飾り気のなさといい、周囲の寂しさ具合といい(茶畑しかありませんでした・・・)
通行人よりも勝手に歩いている鶏の方が数多かったことといい
どうやら本当に地元の方が利用するような食堂でした。(笑
地方のローカル食堂のお約束。メニューはありません。
食材が並んでいるので、材料と調理法を選んでオーダーする形式。
お店の方と茶農さんにお勧めをお願いしました。
と言っても筍食べたい〜とか干し豚肉もっと〜とか瓜好き〜とか
思いっきり好みを呟いていたような。私。(笑
中国の地方って、こういう何気ない普通の食堂が本当に美味しくて驚きます。
街中の高級なレストランも美味しいのですが
こういった、オバちゃんが切り盛りしているような食堂も
日本のちょっとした中華料理店より全然美味しいんですよね・・・
野菜がいっぱいの美味しい食事でした。
筍が美味しいのと野菜の味が濃いのがいいです。
それと干し豚肉が武夷山はとても美味しいです。
一番上の写真がその豚肉なのですが、このあたりでは一般家庭でも豚肉を干していて
家庭料理となると必ずといっていい程に出てきます。
各家庭の納屋などで吊り下がっているのも良く見かけます。
多分、皮付きの塩漬け豚肉(というか塩を摺りこんだ豚肉)を干しているようです。
あまりに当たり前に吊り下げられているので詳しく聞かなかったのですが
今度、詳しく聞いてみようと思います。(で、やってみようかと)
それと南といえば空芯菜。
台湾では必ず食べる大好物でもありますが、ここ武夷山でも美味しいです。
これといって派手な料理もなく、本当に素朴な料理ばかりですが
本当に美味しかったです。(^^
武夷山は観光メインの場所に行くと食事が美味しくないので
食事に関しては全く期待せずに行ったのですが
今回は地元の方に食事する場所などに連れて行っていただいていたせいか
どこも美味しかったです。
今回お世話になった老板娘(老板の奥さま)とは美味しいもの、美味しい飲み物について
良く盛り上がっている間柄なので、老板や関係者のみなさまも気合が入っていたのかもしれません。(笑
それか老板娘に何か言われていたとかかもですね・・・(^^;