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This article was written on 19 12月 2014, and is filled under China, Travel, 福建2014.

水吉镇の扁肉

水吉鎮

窯跡から少し車で走った場所にポツンと集落があります。
水吉镇(水吉鎮)です。
平地に突如現れたような集落というか町で、他には暫く何もないとのこと。
こちらでお昼ごはんを食べることに。

水吉鎮

前の夜に泊まった镇前镇よりは全然規模が大きいですが
信号もない、あっという間に通りすぎてしまうような大きさの町です。
活気はそれなりにあるものの、なんとなく淋しげな感じも。

水吉鎮

どうやらこの場所が水吉鎮の中心のようです。
一番栄えている場所と言って良いかも。(^^;
人の数もそれなりにいましたが
痩せ細った鶏が闊歩していたのが印象的でした。

水吉鎮

朝ごはんに続いて茶業さんが探していたのは
この地方ならではの小吃。
さすがに水吉鎮は勝手知ったるという訳ではないので
町の人に聞きながらお店を探していました。

水吉鎮

こちらがその茶業さんが探していた「扁肉」です。
日本で言うワンタンのような小吃ですが、中の餡の感じが全然違います。
何だかとてもシルキーなというか、滑らか。
味わいも素朴なさっぱりとしたスープと
この扁肉自体にもそれほど強い味付けがされている訳ではないので
かなり好みのお料理です。美味。(^^

水吉鎮

お店の端っこで扁肉を包んでいたので見せていただきました。
聞けば、この餡の作り方が独特なんだそうで
ひき肉を作って餡にするのではなくて、塊肉を棒で叩いてこの状態にするんだとか。
さすがにその工程は終わっていて見ることは出来なかったのですが
このシルキーな口当たりはそのせいだったんですね。
初めて食べました。

水吉鎮

やっぱり、こういった観光地なんて無縁な中国の田舎って
食べ物が本当に美味しいんですよね。
意外と素朴な味わいで、一見さんなんていないような田舎だと
商売している方も真面目に作っていますから。

本当に田舎町のようで、外国人だと分かると子供たちが遠巻きに見に来たり
地元の人に「本当に日本人なの?」なんて話しかけられたり
(何でだかいつも中国東北人と間違えられます・・・)
なかなか面白かったです。
自分で行こうと思って、なかなか行ける場所じゃないですしね。(^^;

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