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This article was written on 26 2月 2014, and is filled under China, Travel, 安徽2013.

泾县汀溪乡(涇県汀溪郷)

安徽省涌溪

鈴茶堂ブログの方にも書いていますが、個人的な感想を。

同じ涌溪といってもかなり広いです。そこはやっぱり大陸。
先に訪れた涌溪火青産地からは小一時間は車で移動したと思います。
泾县(涇県)の汀溪乡(汀溪郷)という場所にあります。
先ほどの涌溪火青発祥の地に負けず劣らず山奥でした。
こっちの方が山深いかも。(^^;

霧雨のような雨が降ってきたこともあり、まさに茶樹に良い気候。
写真の山肌に植えられた茶樹の間にある黄色い点は虫取り(避け?)の板です。
化学薬品でもなんでもなく、粘着性のある黄色い板を茶樹の横に立てて
虫が貼り付くのを待つという・・・効果の程は分かりません。
こんな山奥でそんな微妙な。効果あるんでしょうか?(^^;
(写真をクリックするとWEBアルバムが開きます。大きい画像になります。)
まぁここ以外の茶産地でも広く使われているものなので効果あるんでしょうね。

いや、しかしホント綺麗な景色でした。

安徽省涌溪

最近見かけなくなりつつある、壁に書かれたスローガンな文字。
そういえばここ10年で随分見かけなくなりました。
どちらかと言うと垂れ幕的なものが多いですね。(それも減りつつある気もするけど)

その奥の白い建物は安徽省特有の徽派建筑。
屋根の上にそびえ立つ卯建(うだつ)が特徴です。
これを見ると安徽省に来たなぁと実感します。

安徽省涌溪

育苗施設というか茶畑はとても綺麗に管理されていました。
出荷対象の苗を扱っているということもあるのだと思いますが
ここまで綺麗にしている茶畑もそうそう無いかもと思う位の綺麗さです。

茶樹の間を鶏が走り回っていたり、やっぱり茶畑いいですね。
ここは来るまでは厳しい山道ですが、茶畑自体は平らなのも嬉しいです。
四川とか福建の茶畑、考えられないような急傾斜にあって
写真すら恐ろしくて撮影できないことも多々あるので・・・(笑
#毎度突撃していきますが、何気に高所恐怖症です。

沢山の品種が植えられていて、見たかった品種の葉も確認できて勉強になりました。
とはいえ、本来の産地の茶樹と葉の形状が変わっている可能性も高いんですけど;

安徽省涌溪

この育苗施設、村というより、はっきり言って集落という感じの場所にありますが
何とこんなものまで。

人民大会堂・・・?(^^?

何だかもう使われていないような廃墟になっていましたが
(中国の田舎だから意外と使っていたりしてもおかしくないけど)
この集落の公民館的な建物だったのでしょうか?
勝手に人民大会堂とか書いちゃって大丈夫だったのか心配になります。(笑

安徽省涌溪

周囲にはこんな建物も。廃墟ではありません・・・
汀溪飯店とあるので食堂でしょうか?宿泊施設?
使われている形跡はあるのですが、雨戸?が閉められていたので
実際にはどちらか分かりませんでした。多分、食堂だと思いますが。
中国でもそろそろ貴重になってきた感のある年代物っぷりです。

安徽省では今回もたくさんの方にお世話になりました。
老師をはじめ、Twitterで情報交換させていただいた学生さん
この涌溪の茶業のみなさま。
本当にどうもありがとうございました。(^^

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