鈴茶堂のブログにもバター茶についてアップしていますが
蔵族(チベット族)の友人宅にてバター茶を教えていただいたのと
チベット料理をいただいてきました。
まずは牦牛火锅。ヤク肉の鍋です。
滋味あふれるといった感じの優しい味わいで旨みが濃厚。
毎晩大雨で気温が低い状態だったので、身体が暖まる料理が嬉しいですね。
キノコもたくさん入っていて、意外と身体に優しく美味。
香菜(パクチー)のみじん切りや唐辛子などのスパイスをつけていただきます。
これは藏猪。チベット豚といったところでしょうか。
以前に東チベットでもいただきましたが、この豚、美味しいんですよ。
山岳地帯に順応した豚なんだそうで、脚が長いとか。
(肉しか見たことがないのです・・・)
香りが良く、これはシンプルに塩で焼いていただきました。
上の火鍋の周囲に並べて焼くんです。
これは酥油饼。チベット族の主食のパンです。
これがフカフカで香ばしくて本当に美味しいのですが
見ての通り、恐ろしくお腹にたまります・・・(^^;
美味しいのでたくさん食べたいのですが
ただでさえ火鍋の量も多いわ、藏猪もわざわざ出してくれたので食べないといけないし
そして食べ手は2名という、もう無理でしょうという状態。
冷えると美味しくないので持ち帰るのも難しく。
酥油茶は一通り作り方を教えていただきました。
最近はドンモを使うことは少なくなってきているのですね。
ここでも基本的にミキサー形式のバター茶マシンでした。
まぁ便利なんですけど。
今まで味わったことのあるバター茶の中では一番さっぱり系の味わいでした。
一番濃厚というか甘いのは西チベットですね。やっぱり気候が厳しいからですかね。
東チベットは穀物入りということが多いので塩味系だけど濃厚。
ここは、それをもっと軽くした感じの味わいです。
なかなかバター茶の地域性が分かってきて面白いですね。
色々食べきれない位にもてなしてくれた友人に感謝です。(^^