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This article was written on 01 3月 2016, and is filled under China, Travel, 北京2014.

盐水鸭肝

北京

この日は久しぶりに小王府へ。
おそらく姐さんは初めてだったと思いますが気に入ってもらえたようです。(^^

小王府は高級店も含めていくつか市内にも支店がありますが
お店毎に全く別物と思ってよいほどにメニューも味も違います。
地元の人が大好きなのは、やっぱり光华路(光華路)店。
庶民的で古い建物ですが(本店)、やっぱり美味しいのはこの店舗と私も思います。

小王府が良いのは家庭料理と四川料理、北京ダックが一度に楽しめることでしょうか?
しかも価格は庶民的だし、普通にちゃんと美味しいので
人気があるのも理解できます。
決して小さなお店ではありませんが、食事ピーク時などは満席ということも。
ただし、この光华路店はオフィス街にあるので、土日はねらい目です。
平日はしばらく待つような状態でも土日はすんなり入れたりします。(笑

北京

食べたいという欲望のままに口水鶏を。
これは北京が一番美味しい料理ですね。
というのも、何故だか成都には存在しない料理だから。(^^;
どういうことか、四川省以外にはあるのに四川省にはないという不思議な料理で
上海だの西安だの天津だの青島・・・などなど色々なところで食べましたが
北京の口水鶏が一番レベルが高いように思います。
(口水鶏が最も美味しいと思うお店はまた別にありますが、それはまた機会があれば)

北京

ちゃんと青菜も忘れずに。
これは芥藍。大陸に行くと本当に野菜が美味しいです。
中国産の野菜というと・・・な印象がありますが(私もです;)
現地で流通している野菜とそれはやはり別物。
まぁ普通に市内の市場やスーパーに行ってもそれなりの価格がするのに
日本に輸出されている中国産の野菜といえば激安。
(もしかしたら日本の中国産野菜の方が安いかも・・・)
輸送費だの通関だの関税だのを考えたら、輸出されている野菜は
相当酷いレベルにしかならないですね。(^^;

味が濃くて本当に美味しいです。
昔の野菜の味がします。(日本の野菜は綺麗だけど味が薄い・・・)

北京

で、大好物の盐水鸭肝(塩水鴨肝)。
これは北京ダックのお店には必ずと言ってよいほどにあるメニューです。
(運が悪いと売り切れていますが)
逆に言えば北京ダックのお店以外には無いので
これが食べたくて北京ダックのお店へ行くこともあるほどに大好物です。(笑

ダックの肝の塩水漬けで、さっぱりとしたフォアグラといったところでしょうか?
程よく脂も抜けていて臭みもなく(美味しくないお店は臭みがあることも)
これだけで随分とお酒が飲めます。(笑
いつかパン持ち込みでレバーペースト状態でも食べたいのですが
いつも忘れて手ぶらで行ってしまうという・・・
あ、たぶんちゃんと言えば持ち込み可能です。中国だから。(笑
それか持ち帰りでやるかですね。(持ち帰りは確実に可能)

北京

最後はダックの椒塩(花椒と塩を混ぜたもの)炒めを。
これは北京ダックを食べた後の骨のまわりを使って作ってもらったものです。

北京ダックは皮だけでなく肉もしっかり食べますが
どうしても骨のまわりにも肉が残ってしまうもの。(しかも美味しい)
観光客が行くようなレストランの場合、お客さんも知らないですし
面倒というのもあるのだと思います。
殆どは骨ごとスープとして提供されます。
ですが、こういった地元の人向けのお店の場合は
最後の骨の部分をどのようにして食べるか聞いてくれるんですね。
もちろんスープでも良いですし、野菜と炒めるとか、
私たちのように椒塩で炒めても。
私は結構椒塩炒めが好きなので、いつも大抵はこれをお願いしています。

ちなみにこのお店も外国人とわかる、かつ黙っていると
最後の骨の部分はどうするか聞かれないことが結構あります。
黙ってスープが来ます。
そんな時はこのお店は中国語しか通じませんが、自分から言う方が良いです。(^^;

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