5月のGW後半から、その後のしばらくは福建省へお茶を見に行ってきました。
まずは厦門から入って安渓の鉄観音。
その後は漳平水仙(ショウ平水仙)を見学に漳平市へ。
最後はいつもの武夷山へという福建省フルコース的な日程でした。
北京から厦門までは国内線利用でもいいのですが
列車に乗りたいという途中まで同行する姐さんのご希望で寝台列車。
日本では殆ど見られなくなった寝台列車ですが
中国でも高速鉄道に押されて段々と姿を消しつつあります。
そのうち中国でも寝台列車の旅ができなくなりそうですね・・・
いつもは武夷山までの寝台列車を利用していましたが
今回は厦門行きの列車ということで、ちょっと雰囲気が違います。
乗車しているお客さんの雰囲気が違うということもありますが
管轄する鉄道管理局が違うので、それが一番大きそうな気がします。
2016年の春は雨が多くて、この時も途中で豪雨だったそうです。
土砂崩れも頻発していた地域を走行していたとか。
私といえば、移動中はどこでも寝る癖があるので
(じゃないと長旅は体力が持ちません・・・)
爆睡状態で全く知らないのですが、同行していた姐さんと兄2号曰く
列車が揺れる位の暴風雨で、熟睡できる人間が信じられないと・・・(^^;
お約束の食堂車も鉄道管理局によってメニューの雰囲気も違います。
そもそもメニューは定食とかしか決まっていなくて
その内容はその日の食材によって変わります。
なので食材を聞いて調理法を相談して作ってもらう中国一般的なスタイルなことが殆ど。
この日もそうでした。お味はまぁまぁ。
下手な食堂よりは美味しいです。
ただ、残念なことにこの日は軍人さんの団体が乗っていたそうで
食堂のビールが根こそぎ買い上げられたらしく売り切れ・・・
ビールを買って乗れば良かったです。
翌朝、昼前に厦門へ到着。
大きな遅れもなく、いきなり南国の気候に到着しました。
暑かったですね〜
また、厦門の駅が本当に大きくて新しくて驚きました。
最近建て直ししたんでしょうね。
改札を出たところに白タクの呼び込みが大量にいるのは厦門も同じ。
(北京は少ない方ですね)
それらをかわしながらレンタカーの会社の人との待ち合わせ場所へ向かいます。
今回の旅は山の中に入るのでバスだと時間がかかってしまうこと、
安渓位ならバスでも何とかなるのですが、漳平はバスじゃ無理という場所だったりして
レンタカーでの移動がメインです。便利ですしね。
駅舎の外にでると完全に南国。
空気の匂いも違いますね・・・(^^;
まずはレンタカー会社の人と合流、足を確保してから
この日は厦門に宿泊します。