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This article was written on 15 7月 2014, and is filled under China, Travel, 陝西2013.

秦始皇兵马俑

秦始皇兵马俑

西安最終日、どこか一箇所は観光に行った方がいいかなということで
秦始皇兵马俑(秦始皇兵馬俑)へ。
私自身は25年前に一度来ていますが、家人ははじめて。

兵馬俑は西安にあるといっても市街地からはかなり離れています。
観光用のバスなどでも行くことができますが時間に余裕がある人向け。
夜には列車で移動しなくてはならないので
ホテルからタクシーのチャーターをお願いすることに。
もちろん帰りの西安駅までの送りも含めて価格交渉。

タクシーをチャーターする場合、運転手さんの馴染みの食堂やお土産屋さんで降ろされます。
というのも昔と違って巨大駐車場とお土産屋さん街、食堂街が兵馬俑の周囲にできているんですね。
昔は畑の中にポツンとあったのですが、25年も経つと別の場所のようです。(^^;

秦始皇兵马俑

駐車場やお土産屋さんが広がったおかげで
昔とは比べ物にならない程歩かされ(笑)ようやく1号坑へ。
というか、昔は1号坑しかありませんでした。時の流れを感じさせます。

以前とは比べ物にならないほど厳しくなった警備と
何だか昔より兵隊さん減ってない?という疑問を抱えながら見学。

秦始皇兵马俑

とはいえ、やっぱりスケールが凄いですね。
聞けば未発掘箇所もまだかなりあるそうですが、表面の彩色などが失われてしまうなど
(元々は彩色されていたそうです。)
いくつかの理由で発掘は行っていないんだとか。
そのままで保存していくということなんですかね?

秦始皇兵马俑

1つ1つの像が非常に精巧に作られていて
歴史的価値とは別に美術品としても凄いなぁと感心しながら
以前はなかった2号坑、3号坑へも。

また資料館などもできていました。
やっぱり世界遺産、その中でもメジャーな場所は設備がいいですね。
トイレなどもとても綺麗にされていました。

秦始皇兵马俑

この兵馬俑は一人の農夫、杨志发さんによって発見されました。
25年前にここへ来た時にもお会いしているのですが
(当時は自由旅行ができず、ツアーに組み込まれていた)
今回も再会させていただきました。
別にお会いしたくて会いに行ったのではなく、博物館内のお土産屋さんにいらっしゃいました。(笑

秦始皇兵马俑

当時(今もかも?)、発見者の杨志发さんは殆ど報酬を得ることがなく
中国政府の対応が酷いという論調で語られていたのですが(まぁ良くはないですね)
どうやら現在は兵馬俑敷地内にある国営の博物館内のお土産屋さんで
本にサインをするとプラスいくらか、
一緒に写真を撮るといくらというお仕事をされているようです。
もしかしたら売店の権利も彼のものなのかも?
見たところ結構お金持ちそうでした。(笑

秦始皇兵马俑

昔は単なる農家のおじさんでしたが(すみません)
今やメガネにベレー帽で学者の先生のように洗練された感じに。
何だか色々な意味で時代の流れを感じました・・・(^^;
昔はお腹出してたのに。

お土産屋さんも随分変わりました。
書籍はもちろん、精巧なレプリカ、なんと兵馬俑バージョンの涇渭茯茶も!
昔は近くの農家のみなさんが鉄で作られた異様に重い兵士の埴輪(とは言わない?)を
5体セットでみかんのネットみたいな袋に入れて売りに来たり
(これが鉄の固まりなので異様に重くて迷惑なお土産みたいな感じ;)
自分で仕留めたと思われる狐などの毛皮など
(同行した人が断りきれずに購入していましたが、抜け毛と蚤で廃棄)
微妙なものしかなかったのですが、今や普通ですもん。
あ。でも毛皮は外のお土産屋さんでまだ見かけました。定番商品なのかも。(笑

秦始皇兵马俑

今はこんなキャラまで登場しています。
ピンマーヨンちゃんとでも呼べばいいのでしょうか?(^^;
関連グッズも結構揃っていました。
買っていませんが。

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