成都最後の夜は「四川料理」が食べたいよねということで
成都で一番好きなレストラン、銀杏酒楼に向かいました。
前回の成都では間違えて銀杏金閣に行ってしまっただけで
まさかあんなに人気のあるレストランが閉店するなんてことは無い位に思っていたのですが
タクシーの運転手さんに「潰れたよ」と非情なお言葉をいただき
思いっきり信じていないっぽい私に、わざわざお店の目の前まで連れて行っていただくという・・・
潰れてました・・・orz
ここまで来てどうしようかとなるものの
姐さんはもちろん、兄2号も成都のレストランなんて分かるはずもなし。
で、思い当たるのは紅杏酒家。
美味しかったのは羊西店でしたが、銀杏酒楼まで来てしまうと方角的に逆なので
行ったことのない支店ではありますが锦华店(錦華店)へ。
红杏酒家(锦华店)
锦华路一段68号万达广场
028-82000860
店内は結構混んでいますが、とても大きい店舗なのでスムーズに席へ。
紅杏酒家ってどこの巨大店舗なんですね・・・(^^;
で、成都最後の食事ということで成都らしい四川料理を。
一番上の写真は筍のお料理。
四川は竹が有名なこともあって筍が美味しいです。
といっても、中国は竹の種類がとても多いので、どこも美味しいんですけどね〜
ちなみに日本の孟宗竹はアク抜きが必要ですが、アク抜きのいらない種類も多いんですよ。
次は棒々鶏。
日本では口水鶏と言われそうですが、あれは重慶。
成都付近では棒々鶏です。
シンプルな青菜炒めなどもいただきました。
中国は野菜が本当に美味しいです。
輸出用に商社が作っているような野菜は美味しくないですが
こういった野菜料理は野菜本来の味がして美味しいことが多いです。
これは中華圏の中でも大陸が一番美味しいです。
ただし、最近は北京でも自炊することが多くて外資系のスーパーなどに行く機会が多いのですが
こういったお店の野菜は比較的綺麗な見た目だけど、美味しくないことがしばしば。
やっぱり市場の野菜が美味しいですね。
魚も食べようということで水煮魚も。
こちらは生きている魚一匹お買い上げというシステムなので
必然的に量が凄い・・・(^^;
いや、しかし、美味しいので頑張ります。
で、気合を入れて一応食べておきたい担々麺。
まぁこれは普通ですかね。
もっと美味しいお店は成都にたくさんあるかな。
全体的に美味しくいただけたのですが、
頭のなかが銀杏酒楼モードになっていたせいか何か物足りない。
何となく羊西店の方が美味しかった気もしますし。
同じお店でも支店によってレベルとか味が違うというのは中国にはよくあることで
やっぱり羊西店の方が美味しかった気がします。
と、夏の成都の食事は散々な結果に。
美味しいけど、成都ってこんなもんじゃなかったよね〜という不満が蓄積するような
なんかモヤモヤしたものを抱えて北京へ戻ります。
次回は新たに料理人の方が成都にいるお弟子さんたちを紹介してくれるそうなので
(早く教えてくれ・・・)
それを楽しみに次回の成都は予習して行こうと思います。(^^;