2月の北京は寒いですが、その分食べ物が美味しい季節でもあります。
春節明けを狙って出張。
で、楽しく餃子三昧をしてきました。(笑
お気に入りの新兴园饺子馆で、いつもオーダーするのは餃子の他には香菜炒肉丝ですが
たまにこれも食べたいなというのが、この红油肚丝。
元は四川料理ですが、今や華北、東北でもお馴染みの料理です。
猪肚、豚の胃袋を茹でて細く切ったものに
ネギと辣油を和えたというシンプルな前菜ですが、これが美味。
何度も言っていますが、モツ料理は処理の上手さといい中国の方が凄いです。
(ただし、華北、東北、四川あたりに限る。南方のモツは勧めません・・・)
このお店の红油肚丝は結構レベルが高いです。
あと街の熟食屋(お惣菜屋)さんにも結構あったりします。
このお店は一品料理も、もちろんメインの餃子もかなり美味しいのですが
残念なのはスープが好みじゃないんですよね。
まず酸辣湯がないという残念な感じで(餃子と言えば酸辣湯なのです)
東北人は酸辣湯食べないのかなぁ位に思うほど珍しいと思います・・・
で、他のスープはいくつかあるのですが
またオーダーしたいと思うほどのスープがないのですよね。
全部制覇した訳ではないのですが。(^^;
ちなみにスープをオーダーすると、このような容器で来ますが
かなりの上げ底なので、ちょっとがっかりします・・・
たまには別の餃子をオーダーしようと思うものの
毎回同じものになってしまうんですよね・・・
茴香(フェンネル地上部)と豚肉。
たまにオーダーするのは野菜のみの水餃子。
やっぱり当地では主食ですから、肉料理をオーダーしたら
バランスを見て餃子は野菜だけとか普通にあります。
結構、野菜だけの水餃子って美味しいんですよ。
本当は羊肉の水餃子を食べたいのですが
何故かこの店は蒸し餃子にしか羊肉がないという・・・
オーダーしてから包むのは蒸し餃子も水餃子も同じなのに何故?と思いますが
なんかこだわりがあるのでしょうか?(^^;
仕方がないので羊肉と香菜は蒸し餃子で。
ここの蒸し餃子、皮の味わいが良くてバランスもよく
小籠包とかいらないなと思う位に美味です。(^^