涇渭茯茶の社員さんに西安のホテルまで送っていただき
(黒澤映画が好きだという若者でした)
一度ホテルで休憩した後は、北院門の夜市にも行ってみたいということで
今度は夜の回民街へ。
お約束でタクシーは捕まらず、電動3輪自転車で。
北院門ならまだ近いのでいいんですけど・・・
西安のタクシー事情の悪さは北京の比じゃないですねぇ。
余談ですが、北京ではタクシーの値上げがあったおかげでメーター使用のタクシーが殆どに、
以前よりも格段に空車が捕まえられるようになりました。
慣れもあると思いますが、成都や上海よりもずっと楽です。
まずは西安に来たらbiangbiang面。
この看板(?)のやけに画数の多い2文字でbiangbiangと読みます。
方言文字の1つだそうで、北京語には無い漢字です。なんと57画あるそうです。
もちろん、PCに使用される各種文字コードには存在しないためPCでは表現できません。(^^;
陝西省では一般的な幅広い饂飩みたいな感じの麺です。
西安でもいくつか専門店?があります。
北院門には有名店、しかも綺麗なピカピカのお店もあったのですが
何となく客足が少ない様な雰囲気がして
(食に煩い中華圏で暇そうなお店は危険;)
夜市を進んでいったらお客さんで賑わっているこのお店を発見。
老李家biangbiang面
西安市碑林区北院门99号(近贾三灌汤包)
18909243989
先にレジでオーダー、支払をして食券というか紙切れ的なものを受け取り
席を探して店員さんを確保してお願いするというパターンです。
ひと通りの麺などのメニューは店内で。
お店の前には小吃の屋台が並んでいるので、
それらを買ってきてor注文して店内で一緒に食べることもできます。
(中国ではこういった形式のお店では大概可能です)
お目当てのbiangbiang面は羊肉のものを。
周囲を見ると結構大きそうな・・・(^^;
こちらはその屋台から買ってきた豚足ならぬ羊足。
(回族街ですから豚はありません)
美味しいというよりは、こういうものなんだろうなぁといった感じでした。
野趣あふれるお味です。小吃ならでは。
さて、ようやくbiangbiang面。
結構野菜たっぷりです。
スープは少なめ。とはいえ、全く無いという感じでもありません。
お味の方はというと、うーん、こういうもの?(^^;
普通に美味しいのですが、北京や雅安、成都などで
散々美味しい麺を食べているせいか、評価がどうしても厳しくなりがちな・・・
味付けが単調で、麺自体の旨みもこんな感じなのかなぁといったところで
期待していただけにちょっと。
ただし、このお店の地元の人の評価はそれなりに良いようなので
(回転は早いけど満席でしたし)
こういうお料理なのかも。
西安を再訪することがあったら、別のお店でもbiangbiang面を試してみたいと思います。