保護地区内まで茶業さんが車で迎えに来てくれるという
地元の人の特権状態で街中へ戻った後は夕ごはん。
オフシーズンなので製茶場で工場飯ということはなく
このあたりでは一番美味しいレストランと思われる武夷味道に
茶師さん達が集まってくださいました。感謝。(^^
ここ、美味しいんですよね。
やっぱり春は筍ということもあり、政和から引き続き筍料理。
私と姐さんが政和で筍が美味しいと喜んでいたのを見た兄1号が
筍が大好物らしいと思ったらしく
オーダーしている茶業さんに筍を入れるように頼んでくれていたようです・・・
いや、そこまで大好物じゃないんだけどね。(^^;
でも日本の筍とは種類が違うようで、とても美味しい筍でした。
更にお店の老板に覚えられていたようで
オーダーを決める際に、
この人は確か腊肉が大好きでしょう?
という一言が。何故それを。(^^;
もちろん、前回も美味しくて沢山食べていた腊肉ですが
そんな訳で今回もラインナップ。
腊肉というのは中国各地にある豚肉の加工方法ですが
中国版ベーコンといったところでしょうか?
各地で味付けや加工方法が若干違うので、また面白い食材の1つです。
ここ武夷山の腊肉は結構味わい深くて美味しいんですね。
他にも、いくらなんでももう無理っていう位に
沢山のお料理が並ぶことになった訳ですが(&ビールと岩茶も)
今回初めていただいて感動したのがこちら。
料理名は不明ですが、武夷山の魚を煮込んだものです。
ただし、不思議なスパイシーさがあって、臭みなどが無いどころか
癖になるような味わい。
中にローリエのような葉が入っているのですが、これがそのスパイシーの元で
肉桂叶(肉桂葉)というそうです。初めて知りました。
この肉桂叶、日本ではシナニッケイとかカシアと呼ばれるもので
一般的に肉桂と呼ばれるシナモンとは別のものだそうです。
この武夷山のあたりでは料理に使われるそうで、これがハマります・・・
実は翌日もリクエストした位。(笑
この土地ならではの食材を使った食事を堪能させていただいたり
茶師さん(しかも結構ご高齢)とビール一気飲み大会になったり
楽しい時間をいただきました。本当に感謝です。(^^