北京の友人と女性同士で食事ということで、行ってみたかった前門23号。
以前はアメリカ大使館であった敷地が綺麗にリニューアルされて
今はこんな豪華な施設になっています。
夜なので見えにくいですが、かつての洋風建築を思わせる建物が並んでいて
雰囲気はばっちりという状態です。
昔のアメリカ大使館の建物かもしれませんが
その建物をそのまま活かしてリノベーションしたのか
似た感じで作り直したのかは不明です。どうなんでしょうね。
この施設内にある雲南料理のお店に行ってきました。
他にもフランス料理のレストランや会員制クラブなどもあったり
どちらにしてもバブリーな雰囲気。(^^;
中には入れ替わりしている店舗もあるので
家賃も含め、結構、運営していくには厳しそうではあります・・・
花马天堂云南餐厅
前门东大街23号G单元(美国使馆旧址东北角)
暗くて何だか分かりにくい写真ですが
赤いライトが印象的な今時っぽいというか
ちょっと昔のバブル時代の東京にはあったよねという感じの店構えです。
人類はバブルを迎えると、こういった雰囲気を好むのかもしれませんね。
こんな感じの洒落た店内です。
こういった内装とか、懐かしいなぁと思う時点で
私も年をとったのだなと思いますね。
一緒に行った若い女性とは全く違う部分で感慨深いという・・・(^^;
テーブルはこんな感じ。
一体これは雲南省のどこの少数民族のものなのか・・・?
謎です。
雲南省と一口に言っても、とても広いので、当然ながら料理の場所によって全然違います。
雲南省北部は意外と油が凄くて辛さもしっかりという感じが多いですが
南部は酸辛、すっぱ辛くて油も少ないものが多いように思います。
民族によっても気候によっても(気候も場所によって全然違います)変わるのですが
このお店の「雲南料理」はどこの地域か不明です。
なんだか色々ごっちゃ混ぜになっているような。(^^;
どちらかというと北部ですかね。
こちらはそんなメニューの中でも人気の云南野菜餅。
確かに人気だけに、非常に美味しい。
マスタードの粒が良いアクセントで、これが一番美味しかったですね。
おかわりしたい位に美味。
豚の首の部分の肉、猪颈肉です。
実際に雲南省に行くと特に猪颈肉を見かけるわけでも
猪颈肉という料理がある訳でもないのですが
何でだか雲南省以外の雲南料理店に行くと良くあります。
まぁ柔らかくてジューシー、味もしっかりあるので美味しいので
たとえ雲南省に無くてもいいんですけどね。(笑
こちらは云南大救驾。
トッポギのような餅の入った炒め物です。
この餅は雲南省でも西双版納の方に行くと、ちらほらと見かけました。
でも味付けは西双版納とは結構違うんですよね。
まぁ普通に美味しかったです。
雲南料理といえばお約束の汽锅鸡。
このスープはどこも大抵外さない美味しさですが
北京の雲南料理のレストランは雲南省のものよりちょっと味が濃いめが気がします。
気候的な違いかもしれませんね。
どちらでいただいても美味しいです。(^^
と、まぁ一通り食事を楽しんできましたが
美味しいけれど、北京の雲南料理レストランにはもっと秀逸なお店も多く
この価格だとまた行きたいという感じではないかも。
一度行けば十分ですかね。(^^;