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This article was written on 28 9月 2014, and is filled under China, Travel, 北京2014.

茶儿胡同

胡同

この時の訪燕は鈴茶堂のお客さまを北京にご案内するお茶ツアーを
北京で旅行会社を経営している兄1号の主催で行うことになっていて
そちらに私も参加(お手伝い?)ということになっていました。
この日はそのお客さまが日本から北京へ来る日だったのですが
東京が空前の大雪で飛行機が大幅遅延という事態に・・・(^^;
お昼ごろ到着の筈が夕方位になる見込みとか。

とはいえ、前日から北京入りされていた方もいらっしゃったので
一部予定は変更せざるを得ないものの
予定していた琉璃厂(琉璃厰)、大栅栏(大柵欄)、前门(前門)は行くことに。
琉璃厰から大柵欄までブラブラと街並みを見ながら観光です。
私も久しぶりの琉璃厰は結構変わっていました。時代の流れなんですね〜

胡同

琉璃厰と大柵欄の間には昔ながらの胡同が残っていて
人力車で回る観光胡同とは違う、人々の生活が見える胡同です。
実際、減りつつありますし、こういった胡同での生活は不便なんでしょうけど
このままの姿で残って欲しいなぁと思います。
旅行者の勝手な希望なんですけどね。(^^;

琉璃厰から大柵欄に向かう道は胡同だけに迷路のようですが
方角さえ間違えなければ適当に歩いていても大柵欄に着きます。
この時もそんなノリで適当に歩いていたのですが
後からルートを確認したら茶儿胡同でした。
お茶屋さんは無かったけど。(笑

胡同

胡同にある建物は昔のままだと思いますが
改めて行ってみると感慨深いのは、胡同でさえも舗装されてるんだなぁと。
下水もあるし。(おそらくトイレは共同だろうけど)
初めて中国に来た時は上海で舗装されているといえば外灘位だったし
北京も長安街レベルの大きな道だけだったんですよね。
雨が降ると歩くのが大変でしたっけ。

そんな話をしながらお客さまとブラブラ。
普段、ネットショップだったり、お茶会の際にお客さまとお話できると言っても
じっくりお話するような時間はなかったりするので
長くお付き合いさせていただいている方ということもあり楽しかったです。
ありがとうございました。(^^

張一元

大柵欄ではお約束の張一元。
北京では有名な老舗のお茶屋さんです。
お値段は安いものから、え?という超高級なものまで揃っています。
小売なので高いものは非常に高価ですが、質はちゃんとしています。
このあたりは老舗の意地というところでしょうか?
北京人のお年寄りには張一元でしかお茶は買わないと決めている人も多く
兄1号のお父様もそういう人です。
ここで買い物するとしたら、やっぱりお勧めはジャスミン茶です。
北京ほどジャスミン茶を愛している地域は他にありませんし。(笑

北京にはこの他にも呉裕泰という老舗のお茶屋さんがありますが
呉裕泰の方はここ数年、フランチャイズ化を行ってしまい
今や市内のどこにでも呉裕泰があるようになっています。
その一方でそれぞれのお店の質がバラバラな状態で
(おそらく茶葉を卸しているだけで、ろくに指導も何もしていない)
かなり評判を落としているようです。

隣の北京同仁堂でお買い物をしたり(胖大海はここが一番品質良いです)
前門大街を見学したりして、あっという間に夕方。
大遅延の飛行機が到着する時間になるため空港へ移動しました。

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