列車は蘭州のある甘粛省を通過してしばらく黄河と並走した後、陜西省へ入ります。
ちなみに黄河はやっぱり黄色で、山間で並走していたこともあって
意外と流れが激しかったです。
やっぱり初めてこの目で見る黄河は感動ですね。歴史を感じます。(^^
しばらくすると荒涼とした、チベットのそれとはまた違う荒野が広がっていて
もしかして黄土高原?と思い、コンパートメント宴会続行中のOさんに尋ねたところ
そうだよ!よく知ってるね〜
と言っていただきました。(笑
ヤオトンについてもしばらく盛り上っていました。
黄土高原、一度は行ってみたい場所でもあるので
列車から一部が見えたのは嬉しかったです。
私たちは西安で下車。
ラサを出てから約35時間といったところです。
コンパートメントの宴会も終了。
というより、お酒が尽きたという話もありますが・・・(^^;
最後はドイツ人のUさんが大事に持っていたと思われるダークラム、CAPTAIN MORGANも
南京のOさんと私で飲み尽くしたという・・・すみません;
大量の荷物、そしてチベットで入手した特大ドンモを大事に抱えている私を見て
(おそらく、何でそんなものを日本人が・・・と思われていた模様;)
OさんとUさん、なんと列車から荷物を下ろすのを手伝ってくれました。
わざわざホームまで重い荷物を下ろしてくださり、
列車が発車して見えなくなるまで手を振ってくれて・・・
本当に良い人たちでした。
どうもありがとうございました。(^^
西安は25年ぶりです。
あんなに何もない砂の中にあるような街だったのに、
見る影もないほどキラキラな電飾の駅と駅前になっていました。(^^;
そして名だたる観光地ということもあって人が多い。
ちょっとしたカオスになっています。
スリとか多そうな雰囲気。
駅前のタクシー乗り場からタクシーに乗車。
ホテルへ向かいます。
後で分かったのですが、西安では酷いタクシー不足になっていて
まるで数年前の北京のような・・・いや、もっと酷いかも。
駅前のタクシー乗り場から乗車する場合は半々といったところですが
メーターを動かさないタクシーの多いこと。
そしてかなり高額。
タクシーに限らずですが、西安では観光客向けにすべてが動いていて
何でも観光地価格になっているようです・・・(-_-メ
ともあれ無事に西安までたどり着きました。
旅も後半に入ります。
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中国・陜西 2013/11 View Slide Show |