避暑山荘を見学後はお昼ごはんを承徳で食べて
金山嶺長城でも軽く見て北京へ戻ろうということで昼食。
(長城付近ではなるべく食事しないのです。美味しくないので。)
で、ネットで現地の食べ物屋さん情報を調べた所
避暑山荘からほど近く(歩いては無理だけど車だし)にお店発見。
赫哲渔村
承徳双桥区普乐北路兴盛丽水S5-3
0314-2566611
ちょうど少し前に行ってきた麗江で食べた鉄鍋料理の魚版です。
魚といってもここは東北地方のしかも内陸部。
もう少し、数キロも行けばモンゴルという場所なので川魚です。
このあたりの魚なのかと思いましたが黒竜江省の魚とのこと。
冬の時期は冬捕節といって黒竜江(アムール川)で採れる
鱒鰉魚(チョウザメ)や黑斑狗鱼(パイク)を凍った川から釣り上げることで有名です。
で、これらの魚もそっちのものなのだそう。
お店の人と相談して甘鱼にしたのですが、一体何の魚だったのか不明です。
普通に甘鱼と言うと鰤の意味なのですが、お店の人曰く黒竜江の川魚と言うし
そもそも見かけがもう鰤じゃない・・・(^^;
(一番上の写真の上から2番めの大きな魚)
お店の人と相談しながら魚と野菜、それと一品料理を少しオーダー。
テーブルに埋め込まれた鉄鍋でそのまま調理が始まります。
この方法は黒竜江省のあたりのやり方みたいですね。
どうも黒竜江付近の魚料理を調べると大抵がこの鉄鍋料理になっているようです。
一品料理の味も悪くないです。
モツと香菜(パクチー)のピリ辛和えみたいな前菜。
中国はモツが美味しいと毎回思います。本当。
そういえば日本は随分パクチーが流行っているみたいですが
パクチー山盛りとか中華料理に期待してもまず無いです。
ていうかベトナムでもタイでも山盛りなのは見たこと無いのですが
日本だけですよね・・・?(^^;
甘鱼投入。デカい・・・
いや、やっぱり絶対に鰤じゃないな。
でも結構身が締まっていて美味しい魚でした。
鰤とは違う食感ですが、名前の通りに甘味があって美味。
この甘鱼、地元でしか通用していない名前なんですかね〜
今度黒竜江省出身の友達に聞いてみようかと思います。
時間差で野菜も投入。
スープは麗江と違って辛くない系統ですが、味がいいです。
外は雪がまた強くなってきていることもあって
こういう暖かい料理が嬉しいです。
このあとにとんでもないことになるのですが・・・雪。
麗江でも食べた烀饼を焼いていきます。
トウモロコシの粉を練って鉄鍋の端で焼いたものですが
ここも小麦粉を混ぜて食べやすくしているようです。
まぁ昔ながらに食べにくくする必要はないわけで、甘くて美味なんですよ。これ。
麗江の鉄鍋料理よりも油少なめで好みとしてはこっちの方が好き。
というか、こっちの方が美味しい。
良いお店発見したな〜と思っているのですが
どうもエントリを書くにあたって調べたら閉店している可能性が。(^^;
美味しかったんだけど、場所が悪いんですよね。ここ。
避暑山荘に行くには通常通らない道だし。
今度行く時に復活しているといいのですが。また行きたい。