お昼ご飯は農家菜を。
農家菜というのは名前の通り、農家料理なのですが
ここ最近、中国各地でこの農家菜が流行っているように思います。
というのも昔の日本と同じで都会に住む人たちが郊外や地方へ行った際に
新鮮で採れたての(安全な)食材を使った料理を食べたいという要望から
農家をやりつつレストランもというお店が増えています。
もちろん北京郊外や成都郊外などにもありますが
中にはぼったくり的な悪質なお店もあるようで(という話はよく聞く)
地元の人に連れて行ってもらうか、お店の中の様子をちゃんと確認してから
お店を選ぶことをおすすめします。
まぁお客さんは普通にちゃんと入っているかとか
そのお客さんもツアーで連れてこられた観光客だけなんじゃないかとか・・・
最近は田舎の方がこういったトラブルが多いように思います。(^^;
で、私たちの入った農家菜のレストランは、なかなか美味しかったと思います。
メニューは基本的にHさんと友人という地元のみなさまにお任せ。
人数もいたので皿数も多くて楽しめました。
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この地域での特徴的な料理は、この一番左下の黒いごはんの写真です。
これは乌米饭(烏米飯)と呼ばれるお米料理で、
この地域だけでなく浙江省などでも見られる料理です。
実際に紫砂作家さんからもお土産にいただいたのですが
もち米に乌树叶(烏樹葉)という葉の汁を吸わせて蒸して乾燥させたものです。
これを食べるときに再度炊いていただきます。
中国でも珍しく、お米が美味しいと驚くほどでした。
浙江省の杭州付近でも同様の烏米飯は食べるのですが
宜興の烏米飯の方が全然美味しいのも面白いですね。
少し作り方が違うのかもしれません。
ちなみにここでは白砂糖をつけていただきます。
(どこもこんな感じの食べ方のような)
主食というよりもオカズ的な扱いのようです。