さて、宜興での最後の夜はHさんとこれまでずっと車を出してくれていた
現地の茶商さんたちとちょっとした宴会状態に。
といっても、このメンバーは私と姐さん以外はほぼお酒を飲まないという・・・(^^;
地元でも人気の江南料理のお店です。
阿英煲
宜兴市丁蜀镇中国陶都陶瓷城G2-847号
0510-87183777
まずは江南といえば紹興酒。
普段は四川料理や華北、東北料理が好きなので紹興酒はあまり飲まないのですが
江南料理をいただくときは別です。
さすが地元というだけあって、とても美味しくいただきました。
日本では紹興酒というと中華料理全般を食べる時に飲むものと思っている人が多いようですが
実際は紹興付近、このあたりの華南料理と本来はいただくものと思います。
中国のお酒は紹興酒、白酒など、完全に食中酒なので
文化が全く異なる地域の食事とお酒を合わせても本来の美味しさはでません。
むしろ逆効果になることが多いように思います。
料理とお酒も、お茶もですが、文化なんですよね。尊重したいです。
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メニューは基本的にHさんや地元の方にお任せで。
なかなか江南料理らしい、やさしい料理でとても美味しかったです。
この時、結構な大きさの個室を取ってくれたのですが
(おそらく気を使ってくれたのですが、人数がそこまでいないのでガラガラな;)
中国では個室を使用する場合、個室料が必要な場合と
個室に対して最低消費額が決まっている場合とがあります。
ここは最低消費額が決まっているタイプ。
このお店、安くて美味しいんですね。
なので、人数も部屋に対してガラガラですし
最低消費額に到達しないという事態に。(^^;
まだお酒を飲む人たちであれば消費額に到達したと思いますが
いくら大酒飲みでも私と姐さんだけでは・・・
いや、私の体調が良ければいけたかもしれませんが
この時もまだ少し良くなってきたとはいえ
普通に飲食している自分が凄いと思う位の体調の悪さで役に立たず。
(良く入院しなかったと思います;)
で、考えて頼んだのが、なんちゃって上海蟹。(笑
折しも秋で上海蟹シーズンでありましたが、これは上海蟹ではなく
地元の太湖で採れた「上海蟹」です。
でも、とても美味しかったです。
しかも凄く安くて大量に食べたにも関わらず全然安いという。
最後は当分蟹はいらないと思う位に蟹を食べて何とか最低消費額をクリア。
人数が少なくて個室はこういったトラップがあるので注意ですね。(^^;