茶廠訪問という一番の目的を果たした後は雅安の街を散策。
どこか懐かしいような独特の雰囲気を持つ街で
近代化が進む中国の中でも取り残されたような素朴さが心地良い場所でした。
雅安にある橋は基本的に廊桥のようです。
上の写真も廊桥の中で、橋としての役割だけでなく
人々の休憩場所としての役割も果たしているようです。
雨が多い街なので廊桥が発達したのでしょうか?
すごい田舎に思う雅安ですが、若い人が意外と多いです。
もっと奥や周囲の山の中に比べれば、ここはかなり都会の範疇なのだと思います。
若い人向けのお店も多いようですし。
仕事を求めて雅安に来ている若い人が多そうです。
求人広告も至る所で見かけます。
ちなみに街の中心から外れるとうち果てたような建築物が並んでいます。
これを私は廃墟?と思ったのですが(地方は景気悪いんだなーという日本の感覚)
ドライバーさんに聞くと、景気が良いので建築ラッシュだとか。
廃墟ではなく建築途中なのでした。(^^;
耐震基準ってどうなってるのか・・・ここは日本並に地震があってもおかしくない筈。
いや、その前にその建築手法ってどうなのかと。
壊しているようにしか見えませんでした。(笑
やっぱりここでもあった大名行列。
茶廠の方から四川省のお偉いさんが雅安に来ているとは聞いていたのですが
丁度お帰りになったようです。
道を完全通行止めにしての大名行列。
北京では良く見かけますが、雅安でも見るとはなぁとシミジミ。
雅安は結構生活レベルが高いようで、スーパーもあったり
しかも結構高級食材が揃っていたりします。
資生堂などの高級輸入化粧品のお店もあります。
何となく、役所関係の人が多そうな気がしますので
(一応、名山県などを含む雅安市のメインですし)
収入が豊かな人が多いのでしょうね。
じゃなければあんなに毎晩宴会が行われるとは・・・(^^;