成都じゃなくても北京で満足いく麻辣火鍋が食べたいとお店を捜索。
日本よりは十分に美味しいのですが
やっぱり成都の火鍋は美味しさが違います。
北京の火鍋は成都や四川に比べると辛さを抑えてしまっていたり
強い辛さだけで旨みや柔らかさが欠けていたりするんですね・・・
現地、北京の人に人気のある火鍋屋さんを探して行ったのがこのお店。
結果的には大当たりでした。(^^
香天下传承(交道口店)
北京市东城区交道口东大街111号文化馆1楼
010-64065996 64060799
地下鉄5号線の北新桥站(北新橋駅)から簋街と反対方向に数分歩いた場所にあります。
人気店なので満席でした。30分ほど待つことに。
まずは九宫格の鍋底を。全て麻辣です。
(もちろん2色の鍋底などもあります)
見事な四川式火鍋で期待十分。(^^
ちなみに各仕切りの底は何気に繋がっていて
具材の行き来はありませんが、液体はスルーしています。
香りも十分、辛さも丁度良い感じです。
確か辛さは選べたように思います。
(多分、中辛で日本の大辛と同じか辛いレベル)
タレはスタンダードにパクチーとニンニク、ごま油。
四川式の火鍋では大概この組み合わせです。
日本ではモンゴル式火鍋がメジャーなせいか
このタレを使わない方も多いようです。
(モンゴル式ではあまりこのタレを使わないような)
が、これは辛さや胃への刺激を和らげる効果がありますので
ぜひぜひ使うことをお勧めします。
特に翌日胃腸にダメージがという方にはぜひ。(^^
![]() 筍 |
![]() 牛肉 |
![]() 磨芋 |
![]() 芝麻球 |
![]() 羊肉 |
![]() 豆皮 |
他にも色々具材をオーダーしましたが、どれも美味しかったです。
鴨血は加熱済タイプのものだったのが残念でしたが十分に美味しい。
(普通は加熱済タイプなので仕方がないです・・・)
肉質は北京では普通。羊肉などは日本より全然美味しいです。
面白いのは磨芋。日本語では「こんにゃく」です。これが絶品。
鍋底が美味しいので、どれも美味しくいただきました。(^^
ちなみに芝麻球は具材ではありません。(笑
何故か火鍋屋さんの芝麻球は当たりが多いです。ここも美味しい。
北京にも火鍋屋さんはたくさんありますが
今のところはここが一番のお気に入り。
成都粑子火锅城もかなり美味しいのですが、全く辛くなく
(おそらく北京アレンジになっている模様)
総合点ではこちら。
北京で火鍋を食べる時には暫くこちらに通いそうです。
ちなみにお店のスタッフも非常に感じがよく
サービスもとても良かったです。
帰り道は簋街をちょっと見学。
こんな感じで赤い提灯が下がった通りになっています。
日本語で言うと「鬼街」。
毎晩夜中までこの通り沿いにあるレストランで食事をする人が絶えず
鬼=幽霊(夜更かしだから?)が集う街としてその名がついたそうです。
ここの名物料理は火鍋もですが麻辣ザリガニ。
まだ食べたことはないんですよね。
そのうちチャレンジしてみたいと思います。(^^