飛行機での移動の際にはまず殆ど機内食には手を付けません。
国際線だろうが国内線だろうが日系航空会社だろうがビジネスだろうが
基本的に美味しくないので・・・
ということで、麗江束河古鎮に到着するころには空腹状態。
チェックインもそこそこに古鎮を歩いて食事場所を探すことにしたものの
観光地といえども田舎なので夜が早いんですね。
すぐそばにあったキノコ鍋のお店が開いていたのと
ネットでそこそこ評判が良かったので、取り急ぎこのお店に決定。
まずは麗江の地元ビールを。
中国では基本的に地域ごとにビール会社があって何気に地ビール天国。
このあたりのビールはこちら。
風花雪月という風流明媚な名前のビールでした。
まぁお約束の水ビールなんですけどね。(^^;
ビールを飲みながらキノコ鍋をオーダー。出てくるのを待ちます。
烏骨鶏のスープにキノコが大量に入った鍋が運ばれてきます。
キノコといっても基本的にエノキや椎茸。
珍しいキノコや高価なキノコは別に具材としてオーダーします。
やはり雲南はキノコが有名ということもあり、見たことのないキノコが並んでいます。
中には日本にもあるかもというものもあれば
全く分からないキノコも。
実はこのお店、今は閉店してしまってありません。
束河古鎮の中心部にあって、結構立地も良いのですが
まぁ商売の仕方が悪かったんでしょうね・・・
スープ、鍋の味は悪くないのですが、基本的に観光客相手の商売をしていたんですね。
というのも、この白いキノコ。
松茸をオーダーしたら出てきたものですが、偽物の松茸です。
もちろん中国の松茸は日本のそれとは種類が違うようで
形は極めて近いですが、微妙に違っていたりします。
が、これは、いくらなんでも・・・という位に真っ白で
なにより何だか美味しくない。(^^;
旨みも味も出ないし、香りもないし、食感がモソモソして悪いことこの上なし。
最初に鍋に入っていた椎茸の方が何倍も美味しかったんですよね。
しかも価格も他のキノコより高いです。
松茸は中国でも高級キノコなんです。
後からこの地に住む蔵族の友人に聞いて偽物とわかったのですが
松茸の偽物というのはとても多いのだそう。
大抵真っ白なんだそうで、まさにこれ。(笑
乾燥松茸でも偽物が多いそうなので、行かれる方がぜひお気をつけて。
私といえば、まぁ偽物の松茸を味わうなんて体験ができたからいいかな?位の気持ちで。
ちなみにこの時は麗江のキノコ鍋、美味しいと思っていましたが
(まぁまぁ美味しかったのですよ)
年末の昆明で、キノコ鍋は昆明に限ると確信しました。
どうも麗江でキノコ鍋はベストじゃないみたいですね。(^^;