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This article was written on 13 7月 2014, and is filled under China, Travel, 陝西2013.

黄桂柿子饼と水盆羊肉

黄桂柿子饼

続いてデザート。(笑

夜市の至るところで見かけるのがこの柿子餅。
熟した柿にキンモクセイで香りを付けた餡に小麦粉を混ぜて揚げたお菓子で
これも西安名物です。

基本は黄桂核桃というキンモクセイ(黄桂)と核桃(クルミ)ですが
他にも花生(ピーナッツ)柿子餅、玫瑰(バラの原種、ハマナスの花)柿子餅
芝麻(ゴマ)柿子餅、葡萄干(干し葡萄)柿子餅などがあります。

黄桂柿子饼

西安の甘味系小吃の多くは北京でも名物とされているものが多いのですが
(芙蓉糕や緑豆糕など)
柿子餅は北京であまり見かけません。
まぁ小吃に限らず遷都の歴史や西太后が西安に逃げたということもあって
西安と北京の食は共通点が結構多いのですけど。

柿子餅は既に出来上がっているものを売るお店もあれば
その場で揚げて売っているお店もあったりします。
ここはやっぱり揚げたてを。(^^

黄桂柿子饼

いや〜揚げたて熱い・・・

意外と素朴な甘さで実に美味。
柿の甘味がしっかり感じられるのと、キンモクセイの仄かな香りが絶妙。
このお菓子、日本でも人気出るんじゃないですかね?
甘いものはそれほど食べない私でもこの柿子餅はかなりツボです。

水盆羊肉

さすがにもうお腹いっぱいだったのですが
最後に羊肉泡馍をもう一度ということで再度、老金家水盆羊肉へ。
今度は羊肉泡馍ではなく、名物の水盆羊肉に。

水盆羊肉は陜西名物の料理で、地元では羊肉泡馍よりもポピュラーなんだとか。
羊肉泡馍と同じように思いますが、違いは馍(モー)。
羊肉泡馍の馍は硬いもので、細かくちぎって碗に入れたものを
スープを注いで軽く煮込んでもらってから食べます。
水盆羊肉の馍はそれほど硬くなく、この馍と水盆羊肉のスープを一緒に食べます。
(自分でちぎって入れてもいいらしい)

水盆羊肉

スープはこんな感じ。
羊肉と春雨のスープで、俗にいう羊肉湯といった感じです。
北京あたりの羊肉湯と違うのは馍か焼餅の違いっていったところでしょうか?

で、実に美味しいです。
臭みのない羊肉であることは当然なのですが
素朴で身体に染み込むような美味しさ。
元々羊肉湯好きでもあるので、これもツボです。
いやー、いいですね。日本でも食べたい。(^^
#日本の羊肉って臭いのが残念なんですけど・・・

胃袋の限界を越えるほど頑張った西安最後の夜でした。(笑

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